「半分、青い。」故郷編の撮影地は岐阜県恵那市岩村町です。
岩村町は江戸時代の面影を宿した古い街並みや岩村城の城跡が残っています。
その街並みや城跡は、まるでドラマのセットのよう。
「半分、青い。」の撮影以前にもドラマの撮影地になったことはあるのでしょうか?
また、その昔、岩村城は美しすぎる女城主が領地を治めていたと言う逸話もあるそうですが本当でしょうか?
色々と気になったことを調べてみました。
岩村町は過去にもドラマの撮影があった?
岩村町は、豊かな自然と古き良き時代の建物が残った町です。
国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された「岩村本通り」は商家の街並みが広がり、さながらドラマのセットのようで撮影にぴったりです。
それでは、以前に撮影など行われたのでしょうか?
調べてみたところ、過去に岩村町でドラマの撮影はなかったようです。
意外ですね。
今回は、NHKの朝の連続テレビ小説ということで岩村町もロケに全面的に協力をしています。
朝ドラ効果で観光客が増え、町がますます活性化しそうですね!
岩村城の主人は美しすぎる女城主!激動の時代を生きた「おつや」
岩村城は日本三大山城の一つに数えられ、女城主「おつやの方」の逸話が語り継がれています。
おつやの方は、あの織田 信長の叔母にあたります。
初め、おつやは岩村城の主人「遠山 景任」に嫁ぎました。
その後、景任は病死した為、織田 信長の五男の御坊丸を養子に迎えたのです。
しかし、御坊丸はまだ幼かったので、おつやの方が当主の座を継ぎ、岩村城の女城主になったのです。
翌年には武田 信玄の将・秋山 信友が岩村城に迫り、おつやに婚姻を求めました。
おつやはこれに応じ、開城。
今度は秋山 信友の妻として、岩村城主の妻の座につきます。
この時、信長の五男の御坊丸は甲斐に人質として送られました。
岩村城を奪われ、息子を人質として甲斐に送られた信長は、おつやの方の裏切りに激怒。
奪還すべく、岩村城を攻め立てますが城は落ちません。
なかなか落ちない城に信長が業を煮やし、嘘の和議を申し入れました。
そして、和議を受け入れた秋山 信友とおつやの方を捕らえ、逆さ磔刑に処したのです。
激動の時代に翻弄され、最後は甥によって処刑されたおつやの方。
おつやの方は、美しいだけではなく大変聡明で領民にも慕われていたそうです。
おつやの人生をドラマにしたら、すごく面白そうですよね!
岩村町の観光スポットは?広大な自然に心が癒される!
岩村町は自然も豊かな所です。
地元の人がおすすめしていたのが、農村景観の見える展望台です。
緑豊かな山に囲まれ、広がる田園、そこに昔からある農村風景は必見です。
「農村景観日本一」の称号を京都教育大学の木村教授から頂き、話題になりました。
農村景観の見える展望台には幸せの鐘があり、鳴らすと幸せになれると伝えられています。
興味のある方や幸せになりたい!という方は是非この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?