NHK朝ドラ「半分、青い。」1週1話のあらすじネタバレと感想です。
4月2日からスタートした朝ドラ『半分、青い。』
このドラマは高度成長期の岐阜で生まれた鈴愛(すずめ)という少女が主人公です。
小学生の時に左耳が聞こえなくなっても明るく生きる彼女。
どんな物語になっていくのか楽しみですね。
半分青い 1週1話のあらすじネタバレ
雨の中、学校帰りに傘がなくて帰れないでいる一人の少女の姿が。
そんな彼女にぶっきらぼうに「ほい」と傘を渡し走っていく少年がいました。
彼の名は律(りつ)。
少女が大きな声でお礼を言うと嬉しそうに走り去っていきます。
傘を開いてみると一部壊れていました。
少女「例えば、この傘が不格好と思うか、変な形で面白いと思うかはその人次第で、例えば私、左の耳が聞こえない。小学校三年生の時におたふく風邪で…だからこうして傘をさしてても左側に降る雨の音は聞こえなくて、右側だけ雨が降ってるみたい。でもこれを悲しいと思うか面白いと思うかはその人次第。そして、私なんかはちょっとこれ面白いって思うんだ」
しばらくすると雨が上がり青空に。
彼女はその青空に手をさし伸ばしました。
所変わって岐阜県東美濃市、季節は夏。
田舎町のとある家でいびきをかいて寝る男の姿があります。
「うるさい」とつぶやく胎児。
彼の名は楡野宇太郎(にれのうたろう)。
胎児はいびきに耐え兼ね母胎を蹴ります。
「蹴った」と起き上がる女性。
彼女の名は楡野晴(にれのはる)。
二人は赤ちゃんが蹴ったことを知って大喜び。
胎児は蹴ったら喜ばれる気配を感じて蹴り続けました。
おなかの中で気持ちよく眠る胎児
宇太郎の母・廉子(れんこ)と父・仙吉(せんきち)の慌てる姿が。
晴が産気づいてしまったのです。
タクシーを呼んで病院へ向かいます。
到着してもなかなか生まれません。
院長の貴美香は「こりゃ、おなかの赤ちゃん寝とるね」と言います。
赤ちゃんにその気がなければ産道を降りてきてくれないのです。
それを聞いて唖然とする晴。
先生と看護師はそのまま病室を出て行ってしまいました。
晴「つめたい…なんか冷たないかね」
宇太郎「こんなもんなんやないの?病気やないし」
他人事のように笑う夫の脇腹をつねります。
宇太郎「いたた」
晴「私はその五千倍痛いわ!」
家では廉子が夜中まで針仕事をしていました。
仙吉の枕元には孫の名前候補がびっしりと書かれたノートが置かれています。
病院では眠る胎児を見守る夫婦。
胎児「私、眠い。気持ちいい、ここは世界で一番気持ちいい場所。ふわふわのぽわんぽわん。どれだけ時代が変わってもおなかの中はいつも変わらなくて、この世に生まれ落ちた人は、どんな人も同じように十月十日をまずお母さんのおなかの中で過ごす。その後の人生は様々だとしても」
持病を抱えながらも産む決心
それは1970年、大阪万博の熱狂の冷めやらぬ中。
時代はいざなぎ景気とやらで、ふみふみのイエイエで日本中がどうかしていた。
今でいうところのイケイケどんどん。
不動産の西園寺満は宇太郎に物件をススメてきます。
食堂を営む彼に二号店を作らせようとしているのです。
宇太郎「楡野食堂はね、二号店とか作らんと、ちゃんと俺がお客さんの顔が見えるところで作って、人とか雇わずに俺や親父が作ったものを先祖代々…」
食堂のテレビの野球中継から歓声が上がります。
長嶋が開幕戦で第一号2ランホームラン。
長嶋も絶好調だった。
しかし、浮かれた気分に思わぬツケがまわることに。
晴「私…気をつけとったし…」
貴美香「そういうこともあるんやよ」
病院で困った顔の宇太郎と晴。
母には腎臓の病気があり元々子供を産む気がなかったのです。
帰り道でどうしようかと悩む夫婦。
宇太郎は妻の意思に任せることに。
こうして赤ちゃんを産む決心をしました。
ですが、あれからなかなか出てこない赤ちゃん。
先生はおなかの中でへその緒が巻いている可能性を夫に伝えます。
下手すると二重巻き。
胎児も十月十日おなかを貸してくれた母の顔を見るため生まれてきたいと強く望むのでした。
半分青い1週1話の感想まとめ
左耳が聞こえないヒロインの人生は生まれるところから波乱に満ちていますね。
まさか胎児が喋るなんて驚きでした。
赤ちゃんがおなかを蹴るのにはそんな理由があったのですね。
お母さんが産気づいているのに眠ってしまうのものんびり屋の赤ちゃんです。
おなかの中で過ごす十月十日は、もしかすると人生で一番幸せな期間かもしれませんね。
以上、半分青い1週1話のあらすじネタバレと感想でした!